「忘れちゃったの!?私だよ!!優衣だよ!!」 私がそう言うとなっちゃんは目を見開いた。 「優衣!?いや、でも髪や目も違うし。」 「これカツラだよ?」 そう言い、私はカツラを外した。 なっちゃんを見るとまだ驚いてるし…。 「なっちゃん?大丈夫?」 私はなっちゃんの顔を覗きこんだ。 「あ、ああ。それよりなんで優衣がこんなところに?」 なっちゃんはハッとし、聞いてきた。