「は…はい!」
石田はいきなり呼ばれて驚きつつも、一歩横へ出てシャキッと立った。
が、撫で肩のせいで鞄が肩からずり落ちた所がしまらなかった。
「今の話、聞いてたでしょ?」
奈桜が大きな声で言う。
神川の足がピタッと止まった。
「オレ、今の話、受けたから。ドラマに出る。役が気に入った。事務所には後で直接言いに行く。石田さん、スケジュールの調整しといて。詳しい事は神川さんに聞いて。…あっ、ギャラはつり上げていいよ。割りの合わない仕事らしいから。じゃ、よろしく」
サラッと言うと前を向いて颯爽と歩いて行く。
「フッ…」
神川は鼻の先を軽く撫でて笑った。
「分かりました!………奈桜さん、やっぱり素敵です…」
石田はまたうっとりと奈桜の背中を見送った。
石田はいきなり呼ばれて驚きつつも、一歩横へ出てシャキッと立った。
が、撫で肩のせいで鞄が肩からずり落ちた所がしまらなかった。
「今の話、聞いてたでしょ?」
奈桜が大きな声で言う。
神川の足がピタッと止まった。
「オレ、今の話、受けたから。ドラマに出る。役が気に入った。事務所には後で直接言いに行く。石田さん、スケジュールの調整しといて。詳しい事は神川さんに聞いて。…あっ、ギャラはつり上げていいよ。割りの合わない仕事らしいから。じゃ、よろしく」
サラッと言うと前を向いて颯爽と歩いて行く。
「フッ…」
神川は鼻の先を軽く撫でて笑った。
「分かりました!………奈桜さん、やっぱり素敵です…」
石田はまたうっとりと奈桜の背中を見送った。

