「主役は梓とお前だ。オレが監督をする。しごいてやるから覚悟しとけ」
神川の笑みとは逆に、奈桜はポカンと口を開けている。
相変わらず唐突な話で、飲み込むまでに少しの時間がかかった。
「それはいったい・・・。あれは梓と青山さんで決まってるはずじゃ。どういう事ですか?オレに決まるはずは・・・」
「ない。あのままでお前に決まるはずないだろ?あれは元々、青山グループ全面出資の映画だ。お前とのオーディションもただの話題作り。そして水無瀬梓の引退作品。映画の製作発表と同時に婚約発表もして、一躍ワイドショーの顔になる予定だったのさ。華やかな話だよな。でも、オレはつまらん。芸能界を動かすのはこのオレだ。そうだろ?」
このオトコは自分を何者だと思っているのだろう。
奈桜は頭を悩ませながらも、この恐ろしいほどの『自信』を自分にもつけたいとふと思った。
そうすればもっと心が強くなるような気がする。
神川の笑みとは逆に、奈桜はポカンと口を開けている。
相変わらず唐突な話で、飲み込むまでに少しの時間がかかった。
「それはいったい・・・。あれは梓と青山さんで決まってるはずじゃ。どういう事ですか?オレに決まるはずは・・・」
「ない。あのままでお前に決まるはずないだろ?あれは元々、青山グループ全面出資の映画だ。お前とのオーディションもただの話題作り。そして水無瀬梓の引退作品。映画の製作発表と同時に婚約発表もして、一躍ワイドショーの顔になる予定だったのさ。華やかな話だよな。でも、オレはつまらん。芸能界を動かすのはこのオレだ。そうだろ?」
このオトコは自分を何者だと思っているのだろう。
奈桜は頭を悩ませながらも、この恐ろしいほどの『自信』を自分にもつけたいとふと思った。
そうすればもっと心が強くなるような気がする。

