「分かった」
少しの不安も見せず淡々と返事する。
本当は、いよいよ動き出した時間の波にかなり緊張していた。
飲み込まれてはいけない。
立ちすくんでもいけない。
迎え打つ訳でもない。
『乗る』
この流れに上手く乗る。
「奈桜さん、」
また石田が声をかける。
「何?」
「おめでとうございます。今日、社長からどんな話が出るか分かりませんが、私は今までと変わらず、いいえ、今まで以上に、奈桜さんをサポートします。結婚して人気が落ちたとか、干されたとか言わせません。私が全力で仕事を取って来ます。好感度がグングン上がるような仕事、取って来ますから。奈桜さんは安心して彼女を幸せにしてあげて下さい」
内心、大きく凹んでいる。
いつの間にか淡く芽生えた奈桜への恋心。
それをずっと押さえつけて来た。
絶対、大きくならないように。
少しの不安も見せず淡々と返事する。
本当は、いよいよ動き出した時間の波にかなり緊張していた。
飲み込まれてはいけない。
立ちすくんでもいけない。
迎え打つ訳でもない。
『乗る』
この流れに上手く乗る。
「奈桜さん、」
また石田が声をかける。
「何?」
「おめでとうございます。今日、社長からどんな話が出るか分かりませんが、私は今までと変わらず、いいえ、今まで以上に、奈桜さんをサポートします。結婚して人気が落ちたとか、干されたとか言わせません。私が全力で仕事を取って来ます。好感度がグングン上がるような仕事、取って来ますから。奈桜さんは安心して彼女を幸せにしてあげて下さい」
内心、大きく凹んでいる。
いつの間にか淡く芽生えた奈桜への恋心。
それをずっと押さえつけて来た。
絶対、大きくならないように。

