パパはアイドル♪vol.2 ~奈桜クンの多忙なオシゴト~

塚本は碧の殺気だった雰囲気に気圧(けお)されたのか、近くに寄れずドアの側に立ち尽くす。



「あの、碧さ…」



「分かってる!仕事はちゃんとする。ちょっと離れててくれ!」



うんざりしたような顔でキツく言い放ち、苛立ちを抑えるように目を閉じる。
そのただならぬ様子に奈桜たちも不安げな表情になった。



「分かりました。あの…、すみませんでした」



塚本が碧に頭を下げ、続いて奈桜たちにもお辞儀をして出て行く。



静まり返った部屋は重い空気に包まれた。