「アイツら…」 斜め下を向いて思わず言葉がこぼれる。 「どうかされました?顔色が…」 そう言いながら美優希は一瞬で奈桜の隣に来ていた。 その素早さに奈桜は思わずたじろぐ。 「だ…大丈夫です。あの…近…過ぎ…」 ちょっとのけ反る奈桜に、美優希はぴったりと体をくっつけ顔を覗きこむ。 開いた胸元から武器を見せて。 おそらく、ここで一気に畳み掛けて何らかのきっかけを掴もうとしているのだろう。 教師の立場を利用した捨て身の攻撃。 素人は…だからコワイ。