『ありがとう』と喜んで奏が受け取る。
が、それを横から心が奪い取った。
「これから撮影だから。これはあっちに置いておこう。宮本さん、ありがとうございます。わざわざ。で、今日は何で?」
側にいたスタッフに紙袋を渡しながら、何故かちょっとトゲのある言い方をする。
「何だよ、その言い方。陣中見舞いに決まってるだろ?ね?ごめんね。心はたまにあんな可愛くない言い方するんだ。悪気はないからさ。気にしないでね」
根っから優しく人一倍気を遣う奏は、まだ何かを疑っているような目の心の前に立ち、沙希に謝る。
「あ、いえ。あの・・・、陣中見舞いです。たまたま今日、休みで。この近くに用があったものですから。それで・・・、奈桜さん、いらっしゃるかなって。すみません。お邪魔してしまいました。失礼します」
慌てて後ろに下がりながら言うと、頭を下げた。
何か・・・、心に見透かされている気がする。
が、それを横から心が奪い取った。
「これから撮影だから。これはあっちに置いておこう。宮本さん、ありがとうございます。わざわざ。で、今日は何で?」
側にいたスタッフに紙袋を渡しながら、何故かちょっとトゲのある言い方をする。
「何だよ、その言い方。陣中見舞いに決まってるだろ?ね?ごめんね。心はたまにあんな可愛くない言い方するんだ。悪気はないからさ。気にしないでね」
根っから優しく人一倍気を遣う奏は、まだ何かを疑っているような目の心の前に立ち、沙希に謝る。
「あ、いえ。あの・・・、陣中見舞いです。たまたま今日、休みで。この近くに用があったものですから。それで・・・、奈桜さん、いらっしゃるかなって。すみません。お邪魔してしまいました。失礼します」
慌てて後ろに下がりながら言うと、頭を下げた。
何か・・・、心に見透かされている気がする。

