「奈桜…。 ありがとう。その言葉だけで、あと100年生きられる。ずっと…幸せでいられる」
「じゃあ、毎日、言ってやるよ。そしたら梓はずっと死なないな」
「ずっと…言い続けてね」
「おぉ」
言葉はただの『あいうえお』の羅列ではない。
音に乗せて発すれば、そこに想いが込もって行く。
単純なやり取りも、それが恋人同士なら全てに意味を持つだろう。
「また…電話するね」
梓の声の向こうから車が通る音がする。
「今、どこ?」
「あ…あぁ、コンビニ。ちょっと喉渇いちゃって。じゃあ、おやすみ」
「あ…梓!」
切れた電話を掴んだまま、奈桜は走って部屋を出た。
「じゃあ、毎日、言ってやるよ。そしたら梓はずっと死なないな」
「ずっと…言い続けてね」
「おぉ」
言葉はただの『あいうえお』の羅列ではない。
音に乗せて発すれば、そこに想いが込もって行く。
単純なやり取りも、それが恋人同士なら全てに意味を持つだろう。
「また…電話するね」
梓の声の向こうから車が通る音がする。
「今、どこ?」
「あ…あぁ、コンビニ。ちょっと喉渇いちゃって。じゃあ、おやすみ」
「あ…梓!」
切れた電話を掴んだまま、奈桜は走って部屋を出た。

