「相変わらず面白いわね」
「そうか?なんか面白い事、言ったかな?」
「別にいいのよ」
梓はクスッと笑った。
「私・・・、どこにも行ってない。日本にいる。」
「えっ!?なんで!?」
思わずソファーから立ち上がる。
「奈桜のおかげよ。全部・・・、全部。私、神川プロデューサーから自由になったの。もう日本で好きに仕事が出来るの。ありがとう。奈桜」
静かな口調ではあるが、ひとつひとつの言葉に想いが込められている。
「いや・・・、オレは何にもしてないけど。しようと思ったけど、出来なかった。偉そうに言ったのに・・・。ごめん。役に立たなくて。でも、良かった。・・・良かった」
梓が神川からの束縛から解かれた事に心から安堵の声が出た。
いつも頭の片側にあった梓の事。
それは『好き』とかそういう事とは別の、自分の為に犠牲になった事への何とも申し訳ない気持ち。
そして、助けてもらわなければ何も出来なかった自分の無力さ。
梓を救わなければ何もクリアにならないとずっと思っていた。
「そうか?なんか面白い事、言ったかな?」
「別にいいのよ」
梓はクスッと笑った。
「私・・・、どこにも行ってない。日本にいる。」
「えっ!?なんで!?」
思わずソファーから立ち上がる。
「奈桜のおかげよ。全部・・・、全部。私、神川プロデューサーから自由になったの。もう日本で好きに仕事が出来るの。ありがとう。奈桜」
静かな口調ではあるが、ひとつひとつの言葉に想いが込められている。
「いや・・・、オレは何にもしてないけど。しようと思ったけど、出来なかった。偉そうに言ったのに・・・。ごめん。役に立たなくて。でも、良かった。・・・良かった」
梓が神川からの束縛から解かれた事に心から安堵の声が出た。
いつも頭の片側にあった梓の事。
それは『好き』とかそういう事とは別の、自分の為に犠牲になった事への何とも申し訳ない気持ち。
そして、助けてもらわなければ何も出来なかった自分の無力さ。
梓を救わなければ何もクリアにならないとずっと思っていた。

