柚木Side

どこまで乗せてもらおうか悩んだから、近くの喫茶店に降ろしてもらった。

「ぢゃあどうも…」
私はお辞儀をした。

蓮斗「ぢゃ…」

バイクを走らせて、帰って行ったのをみて陰でウィッグとカラコンを取って、『神谷グループ日本ビル』に入った。