なぜ巽社長が…





お父さんが…






救急車を急いで呼んで私は止血だけした。


巽社長「柚…木…ゴホッ。
す…まなか…った…ゴホッ俺…は…さい…ってゴホッな…ハァハァハァ
父…親…だゴホッハァハァ」


私は片手で傷口を抑えてもう片方の手で巽社長の手を握った。


「喋らないで下さい。
傷口が広がります。
話なら病院に着いてから聞きます」



ピーポー。ピーポー



救急車が来た。


「巽社長!!
救急車が来ましたよ」


巽社長からの応答はなかった。

救急隊員の人が走って近づいてくる。


「意識不明の重体です。腹部を刺されて吐血をし出血多量です。
すぐ送還して下さい。
呼吸が浅くなってきてます」


私は詳しく説明して巽社長を救急隊員の人に任せた。