forget-me-not








私はもっと優しくて、何を考えてるのかがちゃんとわかって、笑顔で居てくれるような…そんな…



(新戸くん、みたいな…、)



や、やだ。私は何を思って新戸くんの顔なんか頭に浮かべたんだろうと。

焦ってパシリ、頬を叩いた。

案の定リカには不審に思われたみたいだ。




「恋愛を知りたい、かぁ~」

『うん。だからリカの事、推薦しとくよ』

「ほーんとー?やだ、頑張っちゃお~」


ニヤニヤするリカにそう告げれば、病み上がりだというのに手鏡片手に肌のチェックときた、この人。



(…参りました、女子力)