―ひまわり― 「逃げ切ったぞ」 私も先生もどうして逃げていたのかわからなくて、目を合わせて笑った。 「先生、変なの~」 「だって、俺の大事な直を見せたくなかったんだよ」 「先生、面白い」 「だってさ・・・・・・俺だけの直だもん」 私達が逃げ込んだのは・・・・・・ またまた懐かしい場所。 プールの更衣室の裏。 「見つからない?」 「午前中は、補習用に借りてるから水泳部も来ないから大丈夫」 更衣室の中でキスをしたね。 先生は泣いていたね。 思い出がいっぱいありすぎる。