次の日にはゆかりと待ち合わせ。 ゆかりとは電話で話しただけだった。 心配させちゃった。 「直~!!元気そうで良かった!」 「ごめんね。もう大丈夫だよ~」 ドーナツ屋の前で抱き合う私達。 いつものようにドーナツを頬張りながら話す。 ゆかりは、時々涙を浮かべながら話を聞いてくれた。 いつもそうだね。 こうして・・・・・・ゆかりに救われてる。 「まだまだ若いんだし、これからいくらでもチャンスはある!私の子供と同い年にしようよ~」 ゆかりは明るくそう言ってくれた。