静かな池をゆっくりと進むボート。 数組のカップルのボートがあるだけで、とても静かだった。 「チューして、直」 「え?私?」 「うん。して」 甘える先生は久しぶり。 かわいいな、先生って。 「ちょっと待ってね」 周りをきょろきょろと見回す私。 「え?」 「ふふふ」 先生からキスされちゃった。 ちょっと汗をかいた先生は、照れ笑いをしながら、髪をかきあげた。 「待ち切れなかった。ごめん」 「先生、かわいい~!」