「油断したのはどっちかな…?」 琉夏はハッとした (こいつ…姿、存在を消していた!?) しかし…、そんなことが出来るのは一人しかいない まさか、と琉夏は思い振り返る そこにいたのはーーー 「ごっそさん」 そういって鉄パイプを振りかざしニヒルに笑う、 裏世界の支配者ーーーー 『真、鍋……ッ』 ーーーー毒牙総長、真鍋だった それに気づいた瞬間、琉夏は横たわっていた