「は、はぁ」


盛大にナイフとフォークを落とし、口をポカンと開けている。


「琉叶くん大丈夫?」


朔はふきんで拭きながら琉叶と目をあわせる。真っ赤だ。


「ばっ、バカ、なんでけっ…結婚なんか」

あわてふためく琉叶に秀は「顔真っ赤~」と頬をツンツン。


「ちっ、違う!秀にぃ!ボクはっ」

「バレバレだな」

「ハルトにぃまで」


わたしも思わず顔がほころぶ。