我が家の甘々執事サマ☆

「そう見えますか?」

「あぁ。すっげえ見えるな」


秀まで腕を組んでじいっと見てきた。

私は隠しても仕方がないとすべてを話すことにした。



「へぇ。お前も大変なんだな」

「…そうですか?」


ぽんぽんと肩を叩かれる。こんな話をしたのも初めてで、不思議と心が軽かった。


「とにかく、俺らがすることはひと…ふたつだな」

慧斗が指を二本立てる。

「ハルトのアシスト、いらないかもだけど。あと」

「「「百瀬様に極上のサービスを提供すること」」」



揃った三人の声に、こいつらは良い執事になれるな──と素直に思った。





まぁ、その中で、のちにライバルになるなんて考えもしていなかったのだが。

それはそれで。

人生は、何があるかわからない。

そう思っておくことにする。





【ハルト過去編】end