「確かに15で同じだしな」 てきぱきとお皿を運ぶ慧斗が笑う。 え!みんな同じ年なの!? 「ちなみにボクと秀はまだ執事見習いなんだ。一般的な学校にも通うからね」 執事見習い?と聞くと「詳しくはハルト兄ぃに聞いて」と返ってきた。 「じゃ、よろしくな」 ニィと不適な笑みの秀に流されるようにして わたしと4人との奇妙な共同生活が幕を開けた。