「………」


なんか受け取れない。


しばらく黙っているとハルトが合鍵と手を引っ込めた。


「まだ、いいですね」


眉を八の字にして笑うハルトにわたしはうなずく。


今はまだ、終わりを考えたくない。


1日を楽しむだけなんだよ。


『女の子』として!