さよならの日になるんじゃないかと唇を噛みしめる。 「しおらしいのは似合わねぇよ」 ひらりと差し出されたのは、紙? 「これ?」 “ハッピーランド*入場券” 綺麗に5枚。ハッピーランドは行ったことがある、遊園地のチケット…! 「秀!」 「早く別の動きやすい着替えてこい。置いてくぞ」 右手を上げながらドアに向かって歩く秀。 「今日だけ」 「え」 ドアの前で立ち止まり、くるりと振り向く。 「お嬢様、じゃなくて女の子、にならせてやるから」