いつか、こんなパーティーで、またこんなことがあったら。

笑って、会えるといい。

もちろん、ずっと日本に俺がいたら変わっていたか、とかは考えるけど。

それはそれで、運命だったんだろう。



「さーて、結愛ちゃんは…誰を選ぶのかなー」

「何かおっしゃいましたか?」


「……いーや」








今宵、
月のある星の降る空の元


“恋”を探しに

行きませんか?



6日目


SIDE 結愛