我が家の甘々執事サマ☆


クスッ


「……なにが面白いんですか?」

「んーん、なんでもないよ」


慧斗に返事をすると「そうか」といつものやさしい笑み。


やっぱり、落ち着くな。


「それじゃ、行きますよ」


わたしはスカートをふわりとひるがえす。


「はい!」







【パーティー会場】


「うわ、さすが十六夜。VIP率高いですね」

「有数の私立高校だけはあるな」

「卒業生にも有名人、起業家、様々いるみたいだから」