ちなみにわたしのドレスは淡いピンクに白いレース。

合うだろうと無難なパール調のアクセサリーをいくつか身に付けている。


「かわいい!結愛さま」

「ありがとう」


ここで一番に褒めてくれたのは琉叶くんだった。お世辞であっても嬉しい。


『………』


ほかのメンバーは口を押さえたりしながら黙ってる。


似合わないならそう言ってくれた方がいっそ清々しい。


「みんな照れてるんだよ」