我が家の甘々執事サマ☆


「シンくん……そういえば眞輝……嘘でしょう」


「どなたですか?」


「小さい頃のパーティーや会食でよく遊んでた子です。全然雰囲気違ってたはずなのに」


幼少期から親交があるから、許嫁なわけだ。


「全然わからなかったわ。というより爺や。結婚なんて初耳です」

「確か……奥さまのアイディアとかでしたが」


奥さまの単語が出てきたら、諦めたようにため息。