朔ちゃんの耳元で何かを囁いた。そして琉叶くんが顔を外したら


「……っ!!」

真っ赤になった朔ちゃんの姿があった。


「そういうのズルいですよ」

「何言ったんだよ、琉叶」

「うわ、秀にぃにだけは一生言いたくない」


上手くいきそうですね、とわたしの隣で嬉しそうなハルト。


「上手くいきますよ」


だってこんな二人だから。