照りつける太陽の下。 校庭から体育の授業をしている生徒たちの声が聞こえる。 給水タンクの上。 あたしは初対面の櫻田君に抱き締められ、匂いを嗅がれている。 ……何ですか、この状況は。 「っ…櫻田、君」 「もういいよ、このまま一緒にサボろう」 あたしを抱き締めたまま、その場にしゃがむ。 必然的にあたしも座る事になる。