「遥登君、ちょっと休憩しませんか?」 …ん? 「うん、そうだね蒼空!」 …おやおや? 「何だあいつら」 いつの間にか俺と同じように二人を見ていた斎が呟く。俺と以心伝心したな。 「あれ、呼び方違くね?」 遊哉もすぐに違和感に気付いて、二人に目を向ける。 “遥登君”と“蒼空” この数分で二人の間に一体何があったんだ。