極上お姫様生活【完】



翌日、松神先生に呼び出され、あたしは保健室に来ていた。



「いいなー私も旅行行きたいー」


机に突っ伏しながら、翼ちゃんが羨ましそうにあたしを見る。





「無理。お前邪魔」


ちょ、先生冷たい!翼ちゃんいじけちゃってるじゃないですか。



「それで、行き先は決まったんですか?」

呼び出された理由を思い出し、話を戻そうと松神先生に尋ねる。




「はい、決まりました。……私の友人が経営してるホテルです」


先生の友人が経営…?それだけで、とんでもなく豪華なホテルが思い浮かんだ。




「その近くに海があるんです」


海!それは最高ですね!季節的にもナイスチョイスだと思います!


自然と浮き足立つ心を抑えきれず、あたしは椅子から立ち上がった。