「櫻田君のこと、探してたんです」
散らばった飾りを拾い、櫻田君に渡しつつ、プリントも一緒に渡した。
「あぁ、伝言役だったのか。ありがとう」
プリントをまじまじと眺めた後、今度はあたしに目を移す。
「…にしてもその格好、露出度が高すぎなんじゃないか?」
櫻田君は顔をしかめる。
「で、ですよね。でも、みんな可愛いって言ってくれたので頑張ろうかな、って…」
みんなの期待に応えたいなって思って、頑張らなきゃなって思って、一生懸命やろうと決めた。
…のに。
「調子に乗ったということか。最初は嫌がっていたのに、たかが“可愛い”で簡単に心が変わるなんて…単純な女だな」


