「あたしには保健の勉強なんて必要ありません…っ」 そう言って抵抗を再開すると、あたしの手首を掴んだまま橘君は黙った。 「た、橘君?」 あたしの目を見たまま微動だにしない橘君に不安感を覚えて、恐る恐る呼び掛ける。 「それ、どーゆう意味?」 見下した目であたしを見ながら、不機嫌な低いトーンを出す。 「…そのままの意味ですけど……」 あたし、そんなにおかしなこと言ったかな…。