極上お姫様生活【完】


「ちょ…先生?」



あたしたちがもし恋人なら…自然な距離なのかもしれない。



だけど違う。

あたしは生徒で、この人は先生。



この状況はまずいでしょう…っ



「私はね、あなたの力になりたいんです」


「え…っ」



ぎゅっと手を握られる。


そのまま追い詰められ、先生と冷たい壁に挟まれる。