静まり返る真夜中‥僕はもう1人の僕と暗い倉庫に立っている。 僕らの前には黒髪の少年達が集まっている。 みんな‥もう1人の僕が喋り出すのを待っている。 「只今より‥集会を始める」 みんなはもう1人の僕の声に‥声を上げた。 全国No.1黒猫の集会。 各地に散らばっていた黒猫が全員集まる日。 もう1人の僕は‥ 全国No.1の黒猫を仕切る総長。 僕は‥副総長。 そして僕らは双子。