ー…船は、街を出て数日たった。

リアナも、最初に比べればこの生活にだんだん慣れてきていた。
たまぁに笑顔を見せるが、その笑顔にはまだー…不安や悲しさがあった。

「リアナちゃん、違うなぁー笑。これはこうするんだ」

「あ、ごめんなさいι」
「いいよ笑」

リアナは、キッチンに入りゼンの手伝いをする。
「ゼンさん、ごめんなさいー…。私、女の子なのに料理得意じゃなくてι」

「はは笑。気にすることねぇさ。リアナちゃんお姫様だもんな☆しかたねぇさ」