王女と海賊の恋物語~プリンセスから海賊へ~

「あっー…。」


当然、言葉が出ないリアナ。


「カイル様っ~、」

向こうから、カイルを呼ぶ付き人。

「探しましたぞっ…。あれほど勝手に行動しないよう言いましたのに…っ」

「悪い、笑。」

そう、優しく笑うカイル。

「どうかなさいましたか?」