王女と海賊の恋物語~プリンセスから海賊へ~

アルスは黙ったまま、リアナの手を取り歩きだす。

「…気にすんなよ。あんなやつらの言葉なんて」

トクン…

「…うんー…」


そんなアルスの優しさが、リアナには嬉しかった。

その時

「あらっ♪アルスじゃないっ」