王女と海賊の恋物語~プリンセスから海賊へ~

それを聞いたリアナは

「けどー…。私、手配書に載ってるしー…。迷惑かけちゃう…」

「なんで?リアなんも悪い事してねぇんだろ?…だったら問題ねぇじゃん。」

「アルスー…。…」

アルスにそう言われたリアナ。しかし、リアナはうつむいたまま。

「なんだよ、まだなんかあんのか?」

「どうして…ここまで優しくしてくれるのかなってー…」