話しを聞いたリアナは当然ショックを受けー…

「仮にも俺らが捕まったとしても、手助けをするとジェムナスは言った。ここに契約書もあるっ!」

そういい、ロックは契約書を見せる。

「っー…あんな海賊の言葉など信じるなっ」

「父上!」

「カイルっー…」

「…いい加減罪を認めたらどうですかっ!…それでもこの国の王ですかっ」

カイルの言葉で、周りはさらに騒然とする。

「どういうことかしらっ」

「ジェムナス様が、そんな命令をっー…」