王女と海賊の恋物語~プリンセスから海賊へ~

「リアナ姫にまた会えてー…とても嬉しいんです。それに…王のいないセルフィーユ国ー…。リアナ姫だけでは大変でしょう…。ですから、私が一緒に支えて行きたいんです。」

「っー…」


「姫ー…?」


カイルの話しを聞き、リアナの目からは涙が流れる。

ただ、何も言わずに泣くリアナ。

そんなリアナを見てカイルはー…
リアナを引き寄せ、ただー…優しく抱きしめる。