ラスは女の下で、大人しくされるがままになっていた。
口の中にねじ込まれる舌に、苦しげな表情をするたびに、目の前の女は愉悦の表情を浮かべる。
行為に夢中になっている女の腰の辺りで、ラスはそっと手を動かした。
初めに仕込まれた薬は、ほぼ抜けている。
今現在、どんどん身体に入れられているが、飲み込んではいないので、影響は出ていない。
だが口の中に溜めるのも、そろそろ限界だ。
女の正体も、目的も、黒幕もわかった。
もう、この女に用はない。
ラスは目を閉じた。
力の抜けたラスに、女はますます猛り狂った。
ぐいぐいと腰を押しつけ、ますます深く、舌を差し込む。
その途端---。
女の身体が固まった。
ラスが上体を起こすと同時に、上にのしかかっていた女を押しのける。
女一人をのけるにしては力を入れ、身体が離れると同時に頭を反らせたラスの口から、大量の血が垂れる。
そのままラスは、床に口の中のものを吐き出した。
大量の血に混じって、びちゃりと肉片が落ちる。
「あ゛あ゛あ゛っ!!」
声にならない叫びが上がる。
寝台に蹲った女の、口を押さえた指の間から、どんどん血があふれ出す。
ラスは寝台の横のテーブルにあった水差しから、直接水を口に含み、吐き出す行為を何回か繰り返すと、手の甲で乱暴に口元を拭った。
舌を噛みちぎられた女は、寝台の上をのたうち回っている。
口の中にねじ込まれる舌に、苦しげな表情をするたびに、目の前の女は愉悦の表情を浮かべる。
行為に夢中になっている女の腰の辺りで、ラスはそっと手を動かした。
初めに仕込まれた薬は、ほぼ抜けている。
今現在、どんどん身体に入れられているが、飲み込んではいないので、影響は出ていない。
だが口の中に溜めるのも、そろそろ限界だ。
女の正体も、目的も、黒幕もわかった。
もう、この女に用はない。
ラスは目を閉じた。
力の抜けたラスに、女はますます猛り狂った。
ぐいぐいと腰を押しつけ、ますます深く、舌を差し込む。
その途端---。
女の身体が固まった。
ラスが上体を起こすと同時に、上にのしかかっていた女を押しのける。
女一人をのけるにしては力を入れ、身体が離れると同時に頭を反らせたラスの口から、大量の血が垂れる。
そのままラスは、床に口の中のものを吐き出した。
大量の血に混じって、びちゃりと肉片が落ちる。
「あ゛あ゛あ゛っ!!」
声にならない叫びが上がる。
寝台に蹲った女の、口を押さえた指の間から、どんどん血があふれ出す。
ラスは寝台の横のテーブルにあった水差しから、直接水を口に含み、吐き出す行為を何回か繰り返すと、手の甲で乱暴に口元を拭った。
舌を噛みちぎられた女は、寝台の上をのたうち回っている。


