「離れて~っ」 佐山を押し返し、どうにか腕の中から逃げだした。 もう! 何よ 何よ 何よ!!! 「百合ちゃーん」 「・・・もう佐山とは口きかない!!」 「ええ!?」 「絶交なんだからーーーー!!!」 この日から2日間、 あたしは佐山と口をききませんでした。