「何この惨状?」
「心菜の殺人料理の結果」
「殺人料理言うな。仁あげる」
「ありがとう」
「仁は心菜のお菓子食べても平気だもんねー」
などと会話を繰り出しながら仁に湊を担いでもらい保健室へと向かっていた。
担がれている湊を見れば顔面蒼白具合が半端ない。
申し訳ない気持ちと自業自得だという気持ちが入り交じる。
だって、私はちゃんと自分のお菓子は危ないと自覚しているから忠告したのにそれでも食べるから。
いや、でもやっぱり申し訳ない気持ちの方が大きい気がするよね。
「心菜のお菓子は青春病患者にはピッタリ」
「なら、これで湊くんも優しくなるといいねー」
もうこの二人の話に何も言わない。
そして青春病が好きなんだね二人とも。



