話を聞き終えて開口一番。
「私と話しているときはそんな感じは全然なかったですよ?さっきも言ったようにここ先輩の話ばかり」
むしろ好意的でした。と付け足した。
「なるほどなるほど」
「……」
好意的。好意的なんて想像つかないんだけど。
それよりも、どっちが本当なのか。
いや、敵意剥き出しの方が本当だよね。敵意剥き出し以外だと変な感じするよね。
それをちょっと想像してみた。若干敵意が無くなった瞬間を見たこともあるけれど、結局はあり得ない。ないな。うん。
もし篠田さんの話が本当なら普段から好意的にしてこればいいって話になるしね。
でも、私も悪いと言えば悪いか。そうか。でも、私の目の前にあるのが真実だ。目に見てないものは、言い方は悪いけど信じる理由もない。
そういうことで自分の中で事態を終息させたのだった。



