当然、短い休憩時間、引かれてる間に授業が始まるチャイムが鳴る。


黙って付いていってようやく立ち止まったのは屋上だった。


「何?もし只の口喧嘩をするなら戻るけど」


「頭、大丈夫かなと思いまして」


「それは精神的な話?やっぱり、口喧嘩がお好みなの?」


「じゃなくて!」


湊は一際大きい声で叫ぶものだからビックリしてグッと口を閉じる。静かな時間の中湊はうつ向き、そしてそのまま髪の隙間から私を見つめた。


「髪、掴まれてたじゃないですか」


「それなら大丈夫だけど」


それならそうと頭じゃなくて最初から髪と言えばいいものを……。


またイラつく事言われるのかと思った。これ以上あまり言われたくなかった。


と、ふと、頭に違和感。