「入れよ!!」 なんで祐樹が怒るのよ!! あたしの方が怒りたいのに! そう思いながら あたしは 祐樹の部屋にはいった。 「相変わらず 汚い……。」 「いいんだよ!! 汚なくて! 約束したろ??」 ―――…えっ?! 「もしかして 覚えてるの??」 「あんな恥ずかしいセリフ 忘れるわけねぇだろ??」 だって こないだ 知らないって言ったくせに!! 「だって…祐樹がっふえ…。」 あたしは 泣き出してしまった。