「はいはい、どーぞ」 煙草をハヤトに差し出すショウゴ。 確実にあたしを見、苦笑してる。 「ハヤト、教えてやったら?」 そんなショウゴの声に、カチッと火を付ける音がする。 「……面倒臭ぇ。バカに勉強教えてもどーにもなんねぇだろ」 んだと、ゴラァ!!!?? テメぇ今なんつった!!? バカ、だぁ!!!?? ふざけてんじゃねぇぞ!!!! 「……顔うぜぇ。ちょっとくらい黙っとけ」 カッチィィィィィンっ!!!!