そんなあたしを、ショウゴは腹を抱えながら笑って見てた。



そんなあたしには、ヨウスケとカズマと一緒に追試の日々に明け暮れ、ショウゴに教えて貰ったら、すっごく意味が分かって、あのロスタイムがバカバカしく思えてしょうがなかった。




………選ぶ人を間違えた。



最初っから、ハヤトじゃなくてショウゴに頼むべきだった。



そう不貞腐れてるあたしに、ショウゴからの飛びっきりな情報が入った。








いつも通りに倉庫に着き、ユウキ達と遊んでから部屋に行くと、



「じゃあ、どーする?」


「1台出すか?」


「あー。それがいいかもね」


「アイツ手ぇ放しそうだしな」


「じゃあ、車は1台?」


「あぁ」


なんて、意味くじピーマンな会話をしてて、あたしが部屋に入っても全員シカト。