「そっか、アヤちゃんか。似合ってるね」 そう笑顔を洩らすのは天使こと、ショウゴで。 入学式の途中でありながら、天使はさっきから話しかけてくる。 それはあたし達だけじゃなく、 「馬路であれ、ここに来んの??」 「ってか、死豹に捕まっちまったな」 「俺ら関われないんじゃね?」 「馬路!!? あぁー…一回でもいいから話してぇよな」 他のみんなもそう。