「なんか言えっつってん――」 「うぜぇ! ……そこら辺にしろ。行くぞ」 その言葉に、一気に体育館内が鎮まる。 当の本人、黒髪のウルフは無表情。 なのに……オーラービンビン!! 睨まれても何でもねぇのに、 ……チビっちまったじゃねぇか…。