「……た…す……け…てぇ……」 「え、えぇ……?」 「………す…け……て…」 「い、イヤアァァァァァァ!!!!!」 「アヤ様!!!?」 ――……たまには苦手な奴だってあっていいと思う。 人間なんだから、好き、嫌いあったって可笑しくない。 そうこう遊んで、要約していたレストランに着いたのは、予定の時刻から4分過ぎた頃だった。 「いらっしゃいませ」